もちろん、場所を用意する主催のこちらに、利益はほとんどないのですが、そのクラスの価値に比べれば、そんなことは問題じゃなかった。

クラスがスタートしたその月から、彼は、どんなに忙しくても、ツアーの戻り日しか空きがなければそこに都合をつけ、地方や海外から戻ったその足で、約束を守って月に一度、ベースクラスの生徒達の前に現れ、圧倒的なパフォーマンスを惜しげもなく披露して、初心者には指の置き方から、丁寧に、時にジョークを交えながら、指導をしてくれました。

相手が小学生でも70代でも、初心者でもプロでも、生徒としてそこにいる彼らへの、彼の態度は変わらない。いつも、まぶしいほどのポジティブオーラを振りまきながら、Big Smileでみんなを受け入れ、その人の音楽レベルに合わせ、いいところをほめながら、決して傷つけることなく、的確なアドバイスを与え、自分がやって、相手にやらせて、気付きを与えながら伸ばしていく。

そして4年前から、毎月1回、彼がリーダーのジャムセッションをはじめました。すると、ドラムもギターもキーボードも、わずか1曲の間に、彼のリードでどんどん変化していく。まるで別人で組んだかのように、グルーブしてくる。
そのジャムセッションには、段々と人が集うようになりました。
8歳の超絶テクのドラマーも、30代のサラリーマンラッパーも、50代の初心者ベーシストも、どんな人にも必ずソロを回して、彼が支え、引き上げ、引っ張っていく。
オリジナルソングを持ってくるシンガーソングライターがいれば、初見で彼がベースを弾き、DUOで寄り添う。
常連メンツはもちろん、緊張の面持ちで初参加した人も、帰るころには、みんなが笑顔になっている。

そんな様子をずっと見ていて、彼が救うべき、音楽を志す人たちは、ベーシストだけじゃなく、きっともっともっとたくさんいる、「彼の音楽スクールを作りたい」という思いが私の中に頭をもたげはじめたのは、今から1年半前。周りを巻き込むリスクを考え、躊躇したのは束の間、「作りたい!」の思いのほうがやっぱり強く、本人に相談したところ、「オッケー!!」とまたまた二つ返事。

「じゃあ、がんばる!!」と俄然やる気を出して、企画書を作り、あっちこっちと動き出しました。
このスクールの講師陣を集めるにあたり、とにかく、その音楽性と人柄の両方が素晴らしく、私の大好きな人達からお願いしよう!!と周りを見渡したら、自然とその方たちは、普段から日野校長と一緒に音楽をやっている方達、という結果に。
みなさん第一線で活躍する現役バリバリのミュージシャンなので、国内・海外とツアーに出ることも多く、決まった曜日に指導なんかできないし、お金に困っているわけでもない。同じ時間を使うなら、アマチュアを指導するより、いいメンバーとクリエイティブに音楽やってるほうが楽しい。
そんな彼らが、講師となってくれるよう、色々と考えて、お話しして。そうしたら、みなさん、日野賢二を校長とする、このスクールの主旨に賛同してくださり、次々に話が決まり、私の知る限り、理想の、夢の講師陣営ができあがりました。

まだまだ私の力が足らず、彼らの素晴らしさを、世の中に伝えきれていないと感じています。

このスクールには、愛と未来があふれています。
一緒に、夢を現実に、変えていきましょう。


2019.10.29
JINO's School of Music / 日野"JINO"賢二音楽スクール
運営会社代表
星川 あゆみ

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